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合同会社プラスティ田村 友亮 さん

2013年に息子がJSC SAKAIに入団。
藤田監督へ「もし監督がやりたいことがあれば、僕でできることはやりますので言ってくださいね」と言ったこときっかけで、JSC SAKAIのサポーターに。
弊社定款を変更してスポーツ事業部を創設、合同会社プラスティのオフィスにJSC SAKAIの事務所を設けて活動拠点に。

JSC SAKAIのサポーターになったきっかけ

2013年に息子がJSC SAKAIに入団したことがきっかけで、藤田監督とのご縁ができました。当時から、『ドリブルを磨く』という監督の指導は一貫していました。試合には負けることもあるけど、選手がみんな上手い。当時からそんな特徴があるチームでした。

息子が中学生になり、ジュニアユース年代になっても試合に勝つことばかりではありませんでしたが、当時から監督が常に言っていたことは、「小学校から中学校までは育成年代で、高校から花が咲くような指導が大切」でした。

その言葉のとおり、JSC SAKAIを卒団した子どもたちから、今年で言いますと全国高校サッカー選手権の本選に6名出場しています。

監督は、息子にサッカーで活躍するためだけの指導ではなく、
サッカーを通じて困難に挑む力も育成してくれました。
確固たる信念を持ってそのような指導と育成にこだわり続ける藤田監督の
人柄を信頼していましたので、私はごく自然な流れで、

「もし監督がやりたいことがあれば、
僕でできることはやりますので言ってくださいね」

と言ったことがきっかけで、JSC SAKAIのサポーターになりました。

現在、弊社でJSC SAKAIのサポートさせていただいていることは、弊社のオフィスにJSC SAKAIの事務所を設けて活動拠点にしてもらっています。また、弊社の定款を変更してスポーツ事業部を創設しまして、JSC SAKAIにより多くのサポートができる体制を整えています。

そして、昨年末に開催したクリスマスバザーのような、子どもたち、保護者の方々、監督、コーチ、対戦チームの方々、みんなが交流できるイベントの企画・実行をサポートさせていただいています。

それ以外のところでは、私の経験でお伝えできるマネジメントのお話をさせていただいたり、事務的なことは私に任せてもらうことで、コーチ陣が余裕を持って子どもたちにより向き合ってもらえるような環境創りを心掛けています。

保護者から見た監督の指導と育成

指導については、その渦中ではわからなかったことも、月日が経過するにつれて、実際に監督が言っていたとおりになって、言っていたことは本当だったんだと実感する出来事が度々ありました。

その一つが、子どもは大きくなっていくと先に脳で考えるようになるため、身体より頭で考えてしまうことで1秒、2秒と動きが遅くなる。だから、できるだけ幼い時にドリブルの技術を染み込ませて、身体が勝手に動いてから頭が考えるようになるぐらいにしておくと、身体と頭の成長のタイミングが合った時に、飛躍的に伸びていくと言っていました。

そして、その言葉のとおり幼少期からJSC SAKAIにいる子どもは、高学年くらいになるとドリブルだけでなく、シュートシーンにおいても余裕を持てるのでゴールを決める確率が高かったりと、とにかく伸びていく子が多かったです。

また、何千人もの子どもを見てきているからだと思いますが、監督が「あの子は上手くなるよ」と言っていた子は、本当に上手くなって活躍していったりもします。

監督が端々で発信するどの言葉も印象的でしたが、特に印象的だった言葉は、
『やる気スイッチ』の話です。

当時、他の保護者の方から「監督、子どものやる気スイッチを押してもらえないですか」と言われた時に、監督が返した言葉は、

「やる気スイッチは自分で押さないとダメなんです。自分でやりたい、やってみようと思って押したスイッチは消えないんです。私たちが押すことは簡単なのですが、私たちが押したスイッチってすぐに消えちゃうんです。」

でした。

当時、この話を聞いた時は、なんとなくわかったようなわからないような感じで、監督の言葉の重みや深さを理解しきれていませんでしたが、息子たちが大きくなるにつれて、点と点が線になってきました。息子たちは自分たちでやりたい、やってみようと思ったことによって、今でもサッカーが好きで続けています。

あと、子どもたちへの自信の持たせ方が上手いと思います。息子は小学校6年生までずっとフォワードだったのですが、当時のトレセンがディフェンダーを積極的に募集していまして、そこで監督は息子がディフェンダーとしても適性があるのでやっていけるよと言ってくれたので、ディフェンダーとしてトレセンを受けることにしました。

結果としてトレセンに合格したことと、そこから息子はずっとセンターバックをしています。

監督の人柄

また別の話になりますが、息子が練習中にチームメイトとケンカをした時、あまり言ってはいけないような言葉を使ったことがありました。その時監督が私に言った言葉は、

「それでも良いんですよ。そういう風に言うことによって、彼がチームの輪に入りたいという気持ちがあったのだと思いますし、そういうことを言う年代でもあると思います。チームに貢献するためにも、自分の居場所をしっかりと見付けようとしていたんだと思いますよ」

でした。

親としては、「何て言葉を言ってるんだ!」と普通は子どもを叱ると思いますが、それをいつも一回り大きく包み込んで、保護者も縮こまらずに伸び伸びとさせてもらえたことは、本当にありがたかったですし、監督の人柄のおかげだと思っています。

もちろんダメなことはダメだよとはっきり言ってくれるんですが、人格を否定するような言い方は決してしませんでした。

監督と子どもたちとのコミュニケーションを見ていると、
監督はJSC SAKAIの選手たちが試合をしている姿を、まるで我が子を見るような感覚で
試合を見ているんだろうなと思いました。

そんな監督の人柄や考え方に惹きつけられ、
JSC SAKAIに入ってくる子どもたちがこれからも増えていってくれたらという想いと、
JSC SAKAIがこれからも存在し続けて、監督の教え子たちが還ってくる場所を守り続けたいという想いで、
応援させていただいています。

子どもたちが困難に挑んでいく姿を見れる喜び

ある時の話ですが、息子が低学年の時に、今日の試合負けましたねと監督に言ったところ、
「そりゃ負けるでしょう、うちの低学年の子どもたちには戦術なんて教えていないから」
と、きっぱりと言われたことがありました。

低学年でも戦術が叩き込まれている対戦チームもあります。JSC SAKAIの子どもたちは、まずは目の前の相手をドリブルではがすことがファーストチョイスで、たとえ自分より学年が1つ、2つ上の大きな相手であっても、みんなボールを持てばドリブルで仕掛けていきます。

ですので、戦術を叩き込まれているチームに負けた試合でも、確かに見ていて面白いのです。
それは、JSC SAKAIの子どもたち全員が、ボールを取られるリスクを背負いながら、目の前の相手を必死で突破してチャンスを生み出そうと挑んでいる姿を試合中に何度も見れているからだと、後から気付きました。

そして、この困難に挑むことの積み重ねが、サッカー選手としての成長につながるだけでなく、自信を持って自分を出すという人間的な成長にもつながるんだと、後になって気付きました。

とはいえ、親としては勝ってほしいという気持ちも当時はありましたけどね(笑)
ただ、やはり監督の考える指導と育成は、いかに勝つかではなく、
育成年代でしっかりと技術と個人戦術を身に付けて将来活躍できる選手になること、
そして負けた経験から生み出されるリバウンドメンタリティによって
どんどん成長してもらうことだと、当時からブレずに発信されていたので、
安心して息子の成長を見守ることができました。

子どものメンタル面での成長

負けた試合の帰りに息子と話していると、
「試合には負けたけど、おれは負けていなかった」
と言っていたことが度々ありました。試合には負けたけど、1対1の個の勝負では全然負けていなかったと。

私生活においても、親から見るとその壁を乗り越えることは難しいのではと思った時でも、
「おれはいけるから。やれるから」
という言葉を息子が発するようになりました。

この時に思ったことが、JSC SAKAIはこうしなさい、ああしなさいというような型を決められたサッカーではなかったため、息子は幼少期から自分の意志と考えを持ってドリブルで数々の困難に挑んできた積み重ねがあったので、困難に挑む勇気と自信が自然と身に付き、大きな困難であっても立ち向かうことが当たり前の思考と価値観が育まれていたことに気付きました。

親としてこのような言葉を言えるように育ててもらえたことはとても大きなことですし、それはJSC SAKAIが、『チャレンジしてできたことを認めてもらえる』場所であったからこそでしたので、今でも本当にありがたかったと思っています。

メッセージ

JSC SAKAIの子どもたちは、試合で自分がボールを持った時、ドリブルで目の前の相手に挑むという自分の中でのもう一つの試合が始まり、10戦して何勝したかというようなことにもこだわるようになります。

その延長線上で、サッカーが絶対に上手くなって個で負けない選手になりますし、人間的にも成長できると胸を張って言えます。

そして、JSC SAKAIのサッカーは自分で考える思考能力を伸ばすことができると同時に、困難に立ち向かい続けることでジャイアントキリング魂も自然と身に付きます。

また、足元の技術が高いことによる自信が、学校生活など私生活においての発言内容にも表れてくると思います。

しかし、これは実際に体験して、時間が過ぎないと上手くなったとわからないですし、実感できないことでもあります。

親としてはどうしても先のことばかり考えてしまうのですが、今チャレンジしてできたことを褒めてもらえるし、親としても褒めてあげられる環境があるチームですので、良ければ是非JSC SAKAIのサッカーを体験してみてください。

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