
コーチ宮本 昇SHO MIYAMOTO
未就学児サポートコーチ
宮本 昇(2004年生まれ)
大阪府堺市出身、高校卒業後、JSC SAKAIでサッカー指導を始める
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選手歴
JSC SAKAI ジュニアチーム
LIGAR JPC
聖和学園高等学校
阪南大学(現在)
指導歴
- 2024年~
- JSC SAKAI 未就学児サポートコーチ

サッカー指導者としての原点
現在、阪南大学のサッカー部で選手として活動しているのですが、大学2回生の終わり頃から、自分が将来やりたいことは何かと真剣に考えた時に、サッカーに携わることをしてみたい、サッカーの指導者をやってみたいという想いがあったことです。

JSC SAKAIでコーチをすることになったきっかけ
私から藤田監督にコーチをさせてもらえないかとご連絡させていただいたことがきっかけです。JSC SAKAIジュニアチームの卒団性である私は、藤田監督とは卒団後も定期的に連絡を取らせてもらっていました。
はじめのうちは、JSC SAKAIがコーチ指導の業務委託を受けている外部チームのコーチからスタートしました。
そして、現在はJSC SAKAIの未就学児担当のサポートコーチをしていまして、時折JSC SAKAIが運営するドリ塾のサポートコーチとして入らせていただくこともあります。

こだわって指導していること
まず一番はサッカーを楽しんでもらうことです。
私自身まだサッカーを現役で続けているのですが、サッカーが楽しくなかったら、ここまで続けていなかったと思います。
そのうえで、年長の選手にはサッカーの話を理解し始める時期でもあるので、ボールタッチの仕方を説明することもあります。
年中・年少の選手にはまだボールの扱いが慣れていない時期でもあるので、まずはボールにたくさん触ろうというアプローチとしています。
このことは未就学児年代に限らずですが、ボールにたくさん触ることで、自分でボールを扱える楽しさを呼び起こすことができますので、まずはそこからスタートしています。

コーチをして嬉しい瞬間
普段教えている未就学の子どもたちの試合が今日もあったのですが、みんな上手くなっていて、ガムシャラにボールを触りにいったり、ボールを奪いに行ったりする姿を見ると、めちゃくちゃ嬉しいです。
未就学の子どもたちは、ちょうど1か月前くらいが試合デビューで、その時は少し怖さもあってか、ボールをまだ見ている感じだったのに、今日の試合ではガムシャラにいっぱいボールを取りに行こうと話をしたら、ちゃんとみんな理解して自分で考えてやってくれた結果が今日の姿で、成長を感じることができてとても嬉しかったです。
未就学の子どもたちだけでなく、低学年の子どもたちもですが、日々どんどん上手くなっているのが見てわかるので、やはり試合でそんな姿を見ると嬉しいですね。

JSC SAKAI = ドリブルについて
私自身は小学2年生の時に、別のクラブチームからJSC SAKAIに移籍してきました。当時、周りの選手みんな足元の技術があってドリブルも上手く、リフティングも上手く、これまで所属していたチームと全然違うと思った記憶があります。
そして、藤田監督にドリブルの楽しさを教えてもらい、
『ドリブルをもっとたくさんしたい!』
という気持ちを呼び起こしてもらったところからスタートしたので、自分が指導者として大切にしている原点は、やはりたくさんボールに触れて、ボールを扱うことが楽しい、ドリブルが楽しいと思うことだと考えています。
そして、小学2年生~6年生までの4年間、人より努力をして足元の技術を磨き、ここでドリブルが上手くなりたいと強く想いながらJSC SAKAIでジュニア時代を過ごしました。
その後、中学校時代はドリブルを重視するチームに所属しました。そして、高校の進路を考えた時に、ジュニア時代から磨いてきたドリブルに自信を持つことができていましたので、パスサッカーのチームでドリブルを武器にする選手ではなく、あえてこだわってドリブルが上手い選手が集うチームの中でドリブルを武器にする選手になりたいと思い、宮城県の聖和学園のセレクションを経て、入学しました。
聖和学園は全国からドリブルに自信がある選手が集まる高校ですので、これまで見たことないすごいドリブルの仕方をする選手とたくさん出会いました。しかし、そんなドリブルのベースが高いチームの中でも、JSC SAKAIで学んだドリブルを使う位置、緩急などに代表される『ドリブルの使い方』は通用すると実感しました。
そして、現在は阪南大学のサッカー部で選手活動をしているのですが、やはり1対1の個の勝負では負けない、ボールを取られない持ち方、運ぶドリブル、仕掛けるドリブルなど、人よりも足元の技術には自信があります。
今挙げたような足元の技術は、JSC SAKAIで培ったドリブルがベースとなり、これまでも今も私の武器になり続けてくれています。
そして、この武器が私の性格も変えてくれたとも思っていまして、JSC SAKAIに入団する前はよく泣く子どもでしたが、ドリブルという武器を持ってからは、自信を持ってプレーできるようになり、試合に負けたら相変わらず悔しくて泣く時もありましたが、サッカーでも私生活でも何事に対しても自分からガツガツいけるようになりました。
何事にもガツガツいく、チャレンジすることがスタンダードになってきた延長線上に、早く自立したいという想いも芽生え、高校の進学時も県外の聖和学園に進学する際に一切躊躇することはありませんでした。
そして、聖和学園では気が付けば人よりたくさん練習していたと思いますし、それはある意味で努力なんだと思いますが、自分がなりたいポジションを勝ち取るためには当然のことで、全く苦にもなりませんでした。
それは、好きなことだからこそもありましたが、目の前のことに対してガツガツいく、チャレンジすることが染み付いていたので、当然のことだと思っていましたし、それは今大学で選手としてプレーしながら、指導者をさせていただいているこの状況でも同じで、忙しいと言えば忙しいのかもしれませんが、全く苦になりませんし、むしろ大変恵まれたありがたい環境だと思ってさせてもらっています。
このような自身の体験も含め、私が指導者として子どもたちに伝えたいことは、足元の技術を高めてドリブルが上手くなることが、サッカーをする楽しさにつながることに加え、自信を持てることで性格や私生活にアグレッシブな影響が出たと実感していますので、これまで教えていただいた監督の方々の指導の中で、あの時教えていただいて良かったと思うことは全て伝えていきたいと思っています。

メッセージ
JSC SAKAIは、ドリブルを大切にしているチームですので、ドリブルに興味があったり、上手くなりたいと思っている子どもたちには、絶対に上手くなってもらえる自信はあるので、是非体験にお越しいただいて、ここにいる選手たちの足元の技術や練習風景を見てもらいたいと思います。