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チームについて

COACH

コーチ

コーチ井上 武史TAKESHI INOUE

U13~U15コーチ
1984年生まれ
大阪府堺市出身、阪南大学卒業後、ガンバ堺でサッカー指導を始める

  1. 資格
    B級コーチライセンス
  2. 選手歴
    幼稚園~大学
指導歴
~2022年
ガンバ堺ジュニアユース/ジュニアコーチ / 奈良YMCAジュニア監督
2023年
JSC SAKAIのコーチに就任(U13~U15コーチ)

サッカー指導者としての原点

大学卒業後の2年半は、会社員として働いていました。それから、ご縁があってガンバ堺のコーチに就任したわけですが、指導者をしたいと思ったきっかけは、これまでサッカーを通じて出逢ってきた指導者の方々の影響を受けたためです。

小学生時代に出逢った藤田監督をはじめ、サッカーを通じて楽しいことだけでなく、人を大切にすることであったり、ルールを守ることであったり、人としてどうするのかということを教えてくださる指導者ばかりでしたので、こういう人のようになれたら良いなと思うと同時に、良い仕事だなと思うようになっていました。

JSC SAKAIでコーチをすることになったきっかけ

小学4年生の時に藤田監督の指導を受けて以来、定期的に交流をさせていただいていたなかで、2023年にお互いのタイミングが合いまして、JSC SAKAIジュニアユースコーチとして就任させていただくことになりました。

そして、JSC SAKAIとは異なった持ち味のチームで指導した経験も活かしながら、JSC SAKAIの特徴であるドリブルを一つの武器として、選手個人個人の能力を伸ばしていきたいという想いを持って就任いたしました。

こだわって指導していること、『気付く力』を磨く

できるだけこちらから答えを与えないようにして、「なぜそうしないといけないのか」ということを、選手本人が気付けるような促しを心掛けています。

なぜなら、答えを言ってしまいますと、選手本人のためにならないと考えているためです。
そして、選手本人が自分で、「ああ、そういうことか」と気付けることが、自分の力になると考えているためです。

ただ、気付かせる促しをするというところで、何もないゼロの状態から考えてもらうのは難しいので、『判断基準を与えながら』考えてもらうようにしています。

私がこのように考えるようになった原点は、これまで私が関わってきた指導者のなかで、色々なパターンの指導を受けてきたことにあります。厳しい口調で答えを言う指導者もいらっしゃいましたし、気付かせてくれるような指導をされる指導者もいらっしゃいました。

そのなかで、どんな指導が自分を成長させてくれて、サッカーをしていて楽しかったかと言いますと、やはり自分で気付く、つまり自分で考える力を養ってもらえる指導の方が自分の力になって、サッカーも楽しかったし、何より一人一人の個性を尊重することにもつながると思えたからです。

自分で気付いて考えるということは、サッカーにおいてとても重要な要素です。どんなスポーツも同じかもしれませんが、試合中に100%同じシーンに遭遇することはありませんので、その時々で今ピッチで起きていることは何か、状況はどうなのか、どんなアイデアを出して打開するかなど、臨機応変に『自分で考えて、判断して、解決する力』が必要になってきます。

そして、この自分で解決する力というのは、サッカーだけではなくて、将来サッカー選手以外の道に進んだとしても、自分を良い未来に導いてくれる大切な力になるとも思っていますので、サッカーを通じて身に付けてもらうことができれば、選手たちの将来にとって大きな武器になると考えています。

ですので、『自分で考えて、判断して、解決する力』を身に付けるためにはどうすれば良いかを、逆算しながら選手一人一人にアプローチするように心掛けています。
ただ、どうしてもつい答えを言ってしまいそうになる時はありますけど(笑)

選手たちもはじめのうちは答えを欲しそうにしていましたが、自分の言葉で質問してもらうことで、自分で気付けるようにしています。

ありがたいことに、このような指導を積み重ねていくことで、少しずつですが選手一人一人が深いところで意識するようになります。そのうえで、サッカーはこういうスポーツなんだよと指導しながら、選手たちが「ああ、こういうことか」と理解しはじめ、これまで知らなかったサッカーの一面を見て、自分で考えるようになっていく姿を見れることは、本当に楽しいですね。

あとは、私自身が明るく指導するようには意識しています。やはり、明るくて楽しい雰囲気のもとサッカーをすることで、選手は伸び伸びとできますし、話しかけやすくなると思いますし、成長するために必要な環境だと考えているためになります。

ただ、この点については、私が無理にそのようにしなくても、選手たちが自主的に明るい雰囲気を創り出してくれますので、意識はしているのですが、選手たちのおかげでほぼ自然体でできている感じですね。

ジュニアユースの指導経験が長いからこその工夫

中学生時代は、サッカー以外に勉強にも打ち込まないといけない時期でもあり、気持ちに波が出やすい時期でもありますので、日によって顔色が違う選手も出てきます。

ですので、私は選手一人一人を見ながら、この選手は今どんなことを考えながらプレーをしているのかなど、頭の中を覗き込むような目線で見ています。

「今日この選手は気分が乗っていなさそうだな」と感じたら、そのあたりも気に掛けながら言葉を選ぶようにして、できるだけ心情に寄り添います。
ただ、ダメなことはダメだよともしっかり伝えるようにはしています。

そして、「自分はコーチにすごく見られている」と選手に感じさせるとプレッシャーになる場合もありますので、あまり見ていない雰囲気を出しながら、実は見ています(笑)
プレーや雰囲気だけでなく、選手同士の何気ない会話からも感じるものはあります。

そのうえで、選手一人一人が課題を乗り越えて、良い姿に変わってもらえるように、その時々でアプローチするようにしています。

このように、毎日選手たちに変化がありますので、私自身が今も昔もですが、毎日反省しながら指導のアップデートをするようにしています。

JSC SAKAI = ドリブルについて

足というのは普段歩くために使う身体の一部のであり、ボールを足で扱うということは、普段の生活ではやらない動きなので、人間としてストレスになる動きです。

だからこそ、ドリブルでボールをうまく扱うことができると、周りもよく見ることができますし、余裕が出てきてストレスが無くなるのです。そうすると、当然判断が良くなってきます。

JSC SAKAIの子どもたちのドリブルは、やはり独特ですし特徴だと思います。ドリブルが武器になることで、できることも増えますし、色々な発想が増えることも面白いです。

そのうえで、幼少期~小学校時代で培ってきたドリブルの技術を、中学生になった時には、周りを見ながら試合中のいつ、どこで、どのように使うかが重要だと考えています。
つまり、『判断力』です。

例えば、前にスペースがあって、そこに潜り込むことができたら大きなチャンスという場合は自分の特徴を活かしてドリブル突破することは判断が良いということになりますし、自分よりチャンスがある仲間がいるにもかかわらず、ドリブルで突っ込んでいくというのは判断が良くないとなります。

ですので、判断を良くするための一つの武器としてドリブルを持っておきながら、ジュニアユースでは総合的な判断力を磨いていきます。総合的な判断力とは、ドリブルをする時の判断力だけではなくて、パスの判断力、ディフェンス時の判断力なども含まれ、選手の判断力を総合的に高めるトレーニングを心掛けています。

世界を見渡せばサッカー選手は十人十色で様々な特徴を持っています。必ずしも足が速かったり、背が高い選手ばかりではないのです。足が速くない、背が高くないサッカー選手もたくさんいますし、そのような選手は足が速かったり、背が高い選手を何かで上回れば良いのです。

例えば、足が速くなければ少し先を予測してポジションにつくなど、結局のところサッカーは頭のスポーツだと思いますので、頭の中の判断力を鍛えることが重要だと考えています。

もちろん、自分で判断することが苦手で答えを欲しいという選手もいるのかもしれませんが、選手の将来を考えた場合、ああしろ、こうしろという指導は育成ではないと思うのです。ですので、選手自身が自分で気付いて、考えて、判断してもらえるよう指導を、我慢強くしています。

そのうえで、これまでドリブルを磨いてきたからこそ、キックの質にまだまだ伸びしろがあったり、ディフェンスの強度をもっと高めることができたりと、ドリブル以外で伸ばせる部分があればそこも伸ばしていくことで、良い選手に育つと考えています。

コーチをして嬉しい瞬間

指導することで選手が自分で気付いて、行動にうつして、良い姿に変化していく姿を見ることが、一番楽しいです。

そして、教え子が色々なカテゴリーで活躍していたり、進んだ先のチームの監督から頑張っていると聞いたり、本人が帰ってきて話を聞かせてくれたり、Instagramで近況を発信しているのを見たりすることが、すごく嬉しいですし指導者冥利に尽きます。

我が子ではないですが、ある意味そんな感覚になるところもあります。

お伝えしたいこと

選手たちはまだ中学生で、高校生、大学生、社会人になっていくための土台を気付いている最中ですし、この土台がしっかりとしたものでないといけないと思います。

そのためには、まず自分の考え方をしっかり持つという『自立』が大切だと思います。例えば、挨拶ひとつにしても、私から選手に挨拶をしろとは言っていません。しかし、元気よく相手の目を見て挨拶した方が、お互いが気持ち良いですし、人間関係が良くなると思います。

サッカーは、ピンチになりそうだからここに還っておこうとか、チャンスになりそうだから今は逆サイドから走りこもうとか、気付けることがとても重要なスポーツなのです。そして、サッカーが上手な子は、気付けるからこそ気遣いもできるので、人間関係においても円滑なコミュニケーションを取れる子が多いです。

こういったことも、この年代だからこそ、こちらからやらせるのではなく、自分で気付いてどうすれば良いのか判断していくことが、私は育成の本質だと考えています。

私たちはサッカーだけでなく、個性を尊重しながら個人としての成長を大事にしていますので、伸び伸び楽しくサッカーをやりたい人は、是非一度ボールを一緒に蹴りに来てもらえればと思います。

そして、JSC SAKAIでは、色々な学校かつ学年が違う選手が集まり、普段から一緒に練習を行いますので、色々な子と接することで多様性を認め合い、選手同士のつながりが深まります。私自身もそうだったのですが、小学校時代のクラブチームで、いまだに濃く付き合う仲間と出逢っています。

今JSC SAKAIにいる子どもたちが、サッカーという自分の好きを共通にして、苦楽を共にして、同じ釜の飯を食べて、大人になっても一生続くような付き合いをしてくれたら人生においての財産となってすごく嬉しいですし、ここに来てくれたらきっと良いことがあるよとお伝えできます。

勝った負けたも大事ですが、そこで出てきた課題を自分でどう解決するか、これは社会に出ても同じですので、サッカーを通じてそういう力を身に付けることが本当に大事だと思いますので、もし保護者の方々も見学で来られることがありましたら、そういう部分を含めて見ていただければと思います。

KIDS PROGRAM

こども園のサッカー教室

保育園や幼稚園、こども園の
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